ただのひとりごと

うごかない。ただのしかばねのようだ。

いつかリベンジ京都

知り合いが京都に行ったということなので京都の思いで話をひとつ

 

 

 

 

自分が高校生の時、修学旅行で京都に行きました

 

その時ちょうど「舞妓haaaan!」という映画が流行っていて自分はどうしても舞妓さんになってみたかったんですよね

 

修学旅行で舞妓さんになって一度でいいから男子に「かわいい」「きれい」と言われたい!というゲスい考えが頭の中を駆け巡ってました

 

とうとう修学旅行当日、他の友人2人とともに舞妓体験のできるスタジオに入りました

 

入った瞬間そこのスタッフ私らのこと褒める褒める褒めまくる

 

「肌が白くてきれいやねえ」「目がくりくりしとるねぇ」

 

みたいな

 

「お、おう///」

 

みたいな反応しかできなかったけど

 

そしてとうとうメイクアップが施されました

 

やーもうね、メイクしている最中もスタッフこれでもかっていうくらい褒めちぎる!

 

「化粧がはえるわぁ」「大和撫子やねぇ」とか

 

もう自分のテンションMAXですよ

 

そんなに自分はきれいかと

 

もう京都に住んじゃおっかなーっていうくらい気持ちはルンルンでした

 

かつらをつけて赤い着物を着た時も

 

「こんな可愛らしい舞妓さん見たことないわぁ!」

 

とかね、いうんですよ

 

だけどね、後ろにいた外人さんが私を見て

 

「あーはん?」みたいなこと言ってた

 

「ハッ」って鼻で笑ってた

 

自分は残念なことに目が悪くて眼鏡をしてなかったから自分の姿がぼんやりとしか見えなかったんです

 

ぼんやり越しで見た自分はすごくかわいく見えたんです

 

それから十数枚ほどお写真を撮っていただき、元の自分の姿に戻り完成した写真を見ると

 

 

 

 

 

 

 

そこには間違いなく小梅太夫が写っていました

 

チクショー!!!!!!

 

 

 

 

 

外国人の目は確かでした

 

スタッフさんは胃に穴が開く思いで自分をほめてくれてたんだなと

 

 

 

 

 

 

 

後日完成した写真を弟に見せると

 

「姉ちゃんきれいじゃん!梅沢富美男みたい!化粧落としたら早乙女太一みたいな美少年でてきそうだよ!」

 

と褒めてくれました

 

女形じゃねぇか!チクショー!!!

 

でも小梅太夫より全然いいです

 

弟よ、ありがとさん